受験を控えたお兄ちゃん

我が家には二人の子供がいます。
一人はこの春から中学3年生になる男の子。
そしてもう一人がお兄ちゃんと同じ中学へと新しく入学する二つ下の娘です。

 

少し前まで一緒にランドセルを背負って小学校へと通っていたのに、今では二人とも詰襟にセーラー服で中学生なんて不思議な気持ちがします。

 

さらにお兄ちゃんは今年受験を控え、来春には高校生なんて、本当に信じられません。

 

そんな新生活が始まって2ヶ月くらいした頃でした。

 

兄「お母さん、ちょっといい?」

 

私「どうしたの?」

 

最近はあまり親とは話をしないお兄ちゃんから話しかけられ、私は料理を作っていた手を止めました。

 

私「何か困ったことでもあったの?」

 

兄「困ったっていうか……なんというか」

 

歯切れの悪いお兄ちゃんを急かすことなく、ゆっくりじっくりと話を聞きだそうと、私は温かいお茶を淹れ、向き合います。

 

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